大垣警察市民監視事件の資料

■ 大垣警察による市民監視事件とは

 岐阜県大垣市上石津町と不破郡関ケ原町の境に連なる山の尾根に建設予定の風力発電施設建設をめぐって勉強会を開くなどした地元住民と(風力発電問題には直接の関係ない)環境保全運動などに関わっている市民らの個人情報を、大垣警察署警備課が、事業者である中部電力子会社シーテック社を警察署に呼びつけて情報提供していたことが、2014年7月24日付朝日新聞(名古屋本社版)の報道で明るみに出ました。個人情報を提供された4名が原告となって、2016年12月に岐阜県(岐阜県警)を被告に国家賠償請求訴訟を、2018年1月に岐阜県(岐阜県警)と国(警察庁)を被告に個人情報抹消請求訴訟を、岐阜地方裁判所に提訴しました。   2014年7月24日付け 朝日新聞名古屋本社版   → 記事PDFファイル

    裁判に関する詳細は  → 裁判のページ 

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 ■ 基本資料集

 事件発覚とその後の経緯、「意見交換」議事録、裁判冒頭の資料、裁判の意義などを16ページの小冊子にまとめた。頒価100円(学習会等の資料に使われる場合は、事情を考慮します)。

 PDFファイル版を載せた。

 

 ■ 「意見交換」議事録テキスト版

 

 風力発電事業者である中部電力子会社(株)シーテックと大垣警察署警備課との間であった4回にわたる「意見交換」の中味を記録した(株)シーテック社作成に係る「議事録」を証拠保全手続きを経て入手した。テキスト化して載せた。

 

 ■ (当ウェブサイト開設前の)事実経過と資料

  上石津町での風力発電計画関連の経緯、事件発覚後の当事者らのアクション(情報公開請求、記者会見、刑事告発など)について、主に表で示した。

 

 ■ 岐阜県警への個人情報(本人)開示請求と「非開示・存否応答拒否」

 2014.7.24の朝日新聞報道の後、当事者4名は、岐阜県警察本部に対して、岐阜県個人情報保護条例に基づく本人開示請求を行った。 岐阜県警は「非開示・存否応答拒否」という処分を行い、不服審査請求に対して上級庁たる岐阜県公安委員会は棄却採決を行った。

 岐阜県公安委員会の主張を載せた。

 

    ★ 2014年12月12日付け 岐阜県公安委員会「理由説明書」(共通部分)

        → 2014..12.12 「理由説明書」(共通部分)

    ★ 2015年9月11日付け 岐阜県個人情報保護審査会「答申」

        →  2015.9.11 個人情報保護審査会「答申」

    ★ 2015年10月9日付け   岐阜県公安委員会「裁決書」(共通部分)

       → 2015.10.9「裁決書」(共通部分)

 

  ■ 証拠保全申立

      ≫ 入手した資料=「議事録」

 

 ■ 参議院 第189回国会 内閣委員会質疑から

  第189回(2015年通常国会)国会において、2015.5.26及び2015.6.4の2回にわたり、山下よしき議員が、この問題を採り上げて質問した。

 当該内閣委員会議事録からこの問題に関係する部分を抜粋した。

 

    ★ 参議院第189回国会 内閣委員会 2015.5.26 の山下芳生議員の質問と政府側答弁

        →  

     ★ 参議院第189回国会 内閣委員会 2015.6.4 の山下芳生議員の質問と政府側答弁

        →   

 

 ■ 諸資料リンク先

  2014.7.24の朝日新聞報道の後、当事者や関係団体が発したコメントや声明、その他のリンク先を載せた。